【過去記】名古屋オフレポ
▼さて、皆さんお待ちかねの名古屋オフレポである。わはははは。こりゃ、いったい何時の話や?
すでに三ヶ月近く前のことなのでその記憶も朧気である。その中で憶えていることを二つ三つほど。たぶん記憶違いも多少はあると思うが。
◎俺の近くに陣取った黒田研二、宴会の始まる前から恨めしげな顔で凝っと俺の顔を視ている。果たして何かと思えば……。
「ねぇねぇ未読さん。未読さんのブログを読んでいると、最近、僕の本をちっとも買ってくれていないような気がするんですが、これって単に気のせい?」
……くっそぉ、気づいてやがったか、という内心の動揺を押し隠して、にこやかに黒田研二に向かって答える。
「だってさぁ、最近のくろけんってミステリからだんだん離れていってるような気がするんだもんなぁ。俺、基本的にはミステリしか買わないからなぁ」
とりあえずとりあえずそう口にしておいて、くろけんの今まで出してきた本が果たしてミステリと言えるのかどうかを心の中でじっくりと自問自答していると、黒田研二は濁った瞳をうるうるさせながら更にこう迫ってきた。
「そんなこと言わずに買ってくださいよぉ。僕の本を買ったってどうせ読まないんだから、ミステリかどうかなんてそんな細かいことにこだわらなくてもいいでしょうが」
……うっ、その指摘は確かになかなか的を得ている。
「僕の本の固定購買者は名古屋で15人なんですぜ。もしもそのうちの一人が欠けたりしたら、いつの日かベストセラー作家になるという僕の大きな夢が夢のままで終わってしまうような気がするんですよぅ~」
二百万都市のこの名古屋で固定購買層がたった15人……という時点で、そもそもベストセラー作家への道が閉ざされているような気がするが、どうか?
ついに黒田研二は瞳から大粒の涙を絞り出しながら駄々っ子のようにわめいた。
「ねぇ、買って! 買って! 買って! 未読さん、『カンニング少女』買ってくれよぉ~! 勤めてた工場も倒産しちゃったしよぉ~!」
・・・・・・泣き売か?
そこまで頼まれても俺としては買う気はまるでないので、もしも黒田研二を少しでも哀れと思う人は上のリンク先をクリックして買ってやってくださいな。
◎名古屋オフ恒例の不要本交換会で俺が入手したのは、国立国会図書館編「人と蔵書と蔵書印--国立国会図書館所蔵本から」(雄松堂出版)なる本。題名通りの堅い本です。どのくらいの堅さかといえば、函入り本の角で誰かの頭を殴ると傷害罪で検挙されかねないほどの堅さ。俺がこの本を選んだのは、蔵書印に多少なりとも興味を持っているような輩はオフの参加者の中でも俺ただ一人くらいのものという理由に加えて、このまま古本屋に持ち込んでもそれなりの値段で引き取ってくれそうな気がしたからだ。何せ新刊定価が税込みで6,300円もする本なんですぜ、旦那。
それ以外に黒田研二が持参してきて、結果、誰も引き取り手のなかった「刑事コロンボ」の同人誌「COLUMBO! COLUMBO!」 の創刊号と第二号を有り難く頂戴する。そんじょそこらの同人誌とは異なり、執筆陣も大倉崇裕、早見裕司、Kashiba@猟奇の鉄人に加えて末席を汚すかのように黒田研二等々・・・と実に豪華な顔ぶれ。なんでこの「COLUMBO! COLUMBO!」 に引き取り手が現れなかったのかが実に不思議なのだが、思い当たるのは黒田研二の放った「え? 誰も要らないの? 何ならボクが表紙に自筆のサインを入れてあげるよ」というダメ押しの一言があったというくらいのことか。
◎他にも色々とあったはずなのだが昨日の昼飯に何を喰ったかすら覚束ないってのに、数ヶ月前のことになると記憶ももうさっぱりなのであった。
(注)そんなラヴリィ・エイミー・マクドナルドちゃんも、今ではそろそろ還暦というお年頃なんではなかろうか・・・。
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Comments
先回のオフではここに書くと差し障りのある事柄が多すぎて、比較的支障のない話を選んで書いたら、何故かくろけんの話題ばかりになってしまったんだよ。
Posted by: 未読王 | September 04, 2006 at 11:01 AM
これってオフレポなのか?(-_-メ)
Posted by: くろけん | September 01, 2006 at 08:33 PM